去年の5月21日の投稿で紹介をしました、irukaという名称で進行しているプロジェクトの建て方が終了しました。
よろしければ再度ご覧ください。
https://www.ashiya-architects.com/blog/?p=653
クリニックと住宅の併用となります。
写真ではわかりにくいかもしれませんが・・・周辺環境はかなり視覚的な広がりと豊かな眺望が広がっています。
そして、あえてその2階にご覧のとおり室内空間に囲まれ周辺環境をシャットアウトしたアウターリビングを設えることを企てています。
建築により物理的に区画された余白としての庭や外部空間ではなく・・・もちろんありきたりな内部空間の対概念としての外部空間でもなく・・・。
内部空間と外部空間の関係性の回路が多様化、複雑化するような、外部と内部がシチュエーションや気候や時間の移ろいとともに様々な様相にスイッチングするような、自由に交換するネガとポジのような・・・、そんな流動性のある空間を生み出す試みです。
なかなか言葉に表現することは困難ではありますが、内部空間と外部空間を区切るのではなく、関係性のチャンネルの創造を試みています。