ツリーハウスの配筋工事です。前面道路よりゆっくりと傾斜した（上がる）敷地です。
1階、2階は土中　地上階共に鉄筋コンクリート外断熱仕様、3階は木造という構成です。
１，２階には寝室が主に配置され、コンクリートの蓄熱性能と遮音性能をフルに生かした、安定した環境としています。

リビングを主体とした３階は木造特有の風通しと自然採光、湿気対策、そして木組みを現した木造ならではの軽快感を取り入れた計画としています。

ちなみに、最上階の木造のイメージです。強固なコンクリート構造の上に木造が軽やかに配置される・・・いうことで、イメージはツリーハウスです。かなりの密集地ですが、何にも邪魔されない天空からの光を最大限に取り入れます。

1階の床と壁の配筋を行っています。
最下階の床下にも断熱材を敷きこんだ基礎下外断熱仕様としています。
地盤強度の関係で地盤改良を行いましたので、改良体の上に断熱層を設ける仕様となる複雑な構成になり、より入念な設計と施工が要求されました。

1階の床の打設後には壁の配筋を行っています。
構造事務所による検査を行いました。検査後には”丁寧に施工が進んでいますね”とのコメントもあり、嬉しく思います。