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Q14の基礎工事

熱損失を可能な限り低減し、”冬でもハワイ”な最良の住環境を押えたランニングコストで維持する住宅です。

ハワイの環境についての定義(私見)ですが・・・、私、残念ながらハワイを訪れたことはありません。
今後もその予定はありません。ですので、ハワイの気候については私の100%妄想です。

妄想だからこそ!!ということで、夏にはカラリと乾いた(湿気とは無縁な)さらさらした空気が素敵です。
実際に湿度が下れば夏の暑さの体感温度はかなり下ります。
冬はすべての部屋、もちろんトイレから浴室までの室温をすべて一定、バリアフリーになるとこれまた素敵です。中間期には時には外気を思いきり取り入れ、風の流れるビーチハウスのような・・・、自宅でピクニック!というか自宅でバカンス!!という感じです。

基礎工事も順調に完了し、まづは基礎の天端にシロアリ対策を行います。
従来の薬品を使用した防蟻方法とは違い、体にも優しい安全性の高いガラス繊維で出来たシートです。防湿性、耐久性、無臭、無薬品です。

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基礎の内部も室内と同様の環境とし、換気 通風のルートとして使用します。床下で断熱するより、基礎の下、基礎の側面で断熱することにより、コンクリートの蓄熱性能を内部空間に還元しようと考えています。

そのため、土台と基礎の間には気密パッキンを挟みこんでいます。基礎の上の基準墨が防蟻シートで隠れてしまい・・・、工事は難義を極めています・・・。

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外壁の下地はアルミ蒸着された遮熱透湿防水シートを使用しています。

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基礎も完成し、基礎の内部にも断熱層を設けます。断熱材はもちろん3種です。
壁には下地をダブルで配置して断熱材のスペースを確保しています。断熱材は200mm吹き付ける予定です。

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鉄骨階段も良い感じです。

熱環境を求めるあまり・・・どうしても数値のみの追求を優先しがちになってしまいますが・・・、施主さんは性能だけでなくデザインに対しても造詣がふかく、バランス感覚のよい住宅になりそうです。

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