コンクリートの両壁をまたぐように鉄骨造の屋根を架けています。
そのため、富士山への眺望側にはガラスとサッシ以外の構造体が窓際には存在しないニュートラルなリビング空間となりそうです。スパンはおよそ13m程度です。
手前のコンクリートの立ち上がり部分がちょうど内外部を隔てるサッシラインです。
右側の外部スペースは中庭になる予定のスペースです。梅の古木が植えられます。
軒を深くすること・・・、両サイドを外部空間でサンドイッチされたリビング空間とすることで内側と外側の空間の境界を曖昧にし、外部のようだけど内部空間でもあるような、つまり中間的な領域を創出しようと試みています。縁側でミカンを食べたくなるような、親密感と開放感のある空間ができることを期待しています。
気持ちの良い空間になりそうです。楽しみにしていてください。