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LED照明

最近、照明計画でLED照明を選択する事が急激に増えてきた。近所を見回しても、コンビニからマックまでオールLEDの店が次々に現れている。青色信号も瞬く間に青色LEDに取って代わられている。

事務所でも、あるプロジェクトで使用する器具をテストしてみました。暖色系と昼白色のランプです。

LEDの照明はランプがレンズのようになっていて、光が乾いた感じで、強い光が特徴です。探してみてください。ランプと照明器具本体が一体化されているのも特徴です。

なぜこのようなスピードでで普及してきているのか・・・。

まずは電力費が安くなる。消費電力は蛍光灯を使った場合に比べて約50%、白熱電球を使った場合に比べて約90%削減することができる。年間のCO2排出量は、従来に比べて約10t減らすことにつながる。

次に、暖色系の色温度を含め、さまざまな機種が出てきた。以前は、光が弱くてなかなか手が出せなかったのだが、今はそうでもありません。値段も一時に比べてずいぶん手ごろになってはきた。それでもまだまだ発展途上の感はあります。さらなる進化の予感とでも言いましょうか・・・。

LEDは20年近くメンテナンスフリーといわれている。とはいえ、長寿命のため埋め込み照明を交換しようと思ったときに、今までのように手軽にランプだけ取り替えるように行くかどうか・・・、心配です。しかし、この長寿命は魅力です。吹き抜けの天井などの手が届きにくいところから、お年寄りのお宅などランプの交換が困難な位置にも使えます。

そして虫が寄ってこない。どうやら虫達が好む紫外線の波長よりLEDの波長は高いそうです。

LEDはONOFFの切り替えが早い。蛍光灯は点灯してから通常の光量にいたるまで若干時間がかかります。気温の変化に弱いですし、ですからトイレや廊下などの部分には蛍光灯ではなく白熱灯を選択していました。ですが、LEDの切り替えは驚くほど早いです。

以上、良い面がたくさん出てきました。

今のところ、まだ値段が若干高価であるということと、発展途上の技術なので今後より良い商品が次々に発表されるということがきになります。まあそんなこといっているとどんどん取り残されていってしまいそうですが・・・。