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”駅前の家”が着工いたしました。

いよいよ街道横、” 新駅前の家 ” の工事がスタートいたしました。

二家族のお住まいです。ほどよい距離感を大切に計画しました。
エントランスを介してそれぞれの空間が分かれる構成としています。
そのエントランスに引き込まれていくような演出です。

外観構成は、駅前という公共性、またプライバシーの確保から、
前面道路に対して閉鎖的になりすぎないよう横長のスリット開口により、のびやかな空間表現と、
プライバシーの確保を両立させています。

室内空間は、間口の広い南東側に全室を配置し、開放的で光と風のあふれる空間です。

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建物を支える基礎。配筋工事の監理はより神経を使います。
木造でありながら、最大限開放的に・・・とプランを考える時、
「力の流れをいかに基礎に伝えるかがとても大切なんですよ。」
と構造エンジニアさん。彼らの技術がなければ、私たちの仕事は成り立たないと、毎度のことながら感謝の思いです。

この鉄筋とコンクリートによって建物の安全性は確保される。
エンジニアの厳しい・・現場チェックにより配筋工事の是正を行い、いよいよコンクリートの打設。
建物の土台ができ、全体的なボリューム感もわかってきます。少々の安堵感。
工事はやっとスタートラインです。

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設計期間約1年半。お施主さま、お待たせいたしました。いよいよです。
詳細決め打ち合わせ、じっくり行いながら、無事のお引渡しに向かって走りたいと思います。