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シェアハウスが竣工しました。

デザイン監修ということで、お手伝いをさせていただいていた、シェアハウスの改修工事が竣工しました。

シェアハウスとは単身者向けに明快なコンセプトを提示して、共感する人たちが集い住まうことを趣旨としています。

各居室は個人個人の空間として、その他のキッチンや水周り、娯楽等のPCやゲームは入居者全員でシェアしています。いずれは電気自動車を常備しそれもシェアすることをもくろんでいます。

ワンルームマンションのように個人をベースに生活の独立性を保つ形ではなく、それそれの入居者のプライバシーを確保しながらも常にコミュニケーションがそこには存在するような、わいわいガヤガヤとしながらも、ゆったりと一人の時間も確保できる、そんなオンとオフが共存できる空間を目指しています。

例えば、街を歩けば様々な情報や刺激に出会い、その都市空間から一歩はずれたオープンカフェではゆったりと個人の時間を楽しむ。さらには街の賑わいを客観的に俯瞰できる、休息できるといった、パブリックとプライベート、刺激と休息といったようにオンとオフがめまぐるしく、そしてスムースにチェンジすることができるのが都市空間だとかんがえています。オンとオフのスイッチングがスムースなほど都市は楽しい空間になります。時には当事者であり、時には傍観者であり・・・、そんな演出を楽しみながら自身を演出するのが都市の楽しみ方のひとつです。

そして我々は、そのオンオフ空間としての都市空間を、シェアハウスとして既存の建築に埋め込むことを目指しています。、

ライフスタイルを更新してみたい人、異業種との交流や刺激に囲まれた生活を楽しみたい人、そして住むという行為そのものに興味のある人は男女問わず、是非ご連絡ください。

実際僕も、もう少し若ければ確実に応募していたであろうと思うほど、楽しそうです。
ただ、共同、共用部が多いためルールはきちんとマニュアル化されており、入居者は誰でもよいわけではなく、きちんと面接があるそうです。まあ、だからこそ安心ではあるのですが・・・。

シェアハウスはこれから事業としても、また新しいライフスタイルの提案としても面白くなりそうなので、要チェックでお願いします。

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