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竣工しました。

 1月4日のブログで紹介しました、各室と外部の坪庭空間をそれぞれずらしながら連続する雁行配置として、空間に連続感と不連続感、距離感、奥行感を生み出す事を意図した住宅が竣工しました。

 

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道路側の正面です。3つの高さのボックスがお互いにズレながら奥に連続しています。ずれた部分、その隙間が坪庭となります。

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それぞれの壁の隙間から光が漏れてきます。

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ユーテリティに面する坪庭となります。

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エントランスホール 和室の前の地窓に面する坪庭には、モミジが植えられています。

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和室の前の坪庭空間です。和室には大きな開き戸が設けられ、坪庭と一体化された外部のような内部のような曖昧な、そして気持ちのよい和室空間となります。休日は窓を全開放して畳に寝そべり本でも読んだり、冬は鍋をしたり・・・と様々に使えそうです。

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階段からは、L字型のコーナーウィンドウに切り取られた風景が正面に見えます。将来的に植栽が育ち、この開口部からは坪庭のモミジが見えることを意図しています。

コーナーがガラスで作られたコーナーウィンドウは、空間を軽やかに、そして坪庭空間と内部空間をダイレクトにつなげ、内部空間を明るく開放的にしています。

 

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外部空間と内部空間がそれぞれ干渉しあいながら、明るく開放的、そして内部のプライバシーを十分に確保した室内空間を作り出しています。

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完全にプライバシーの確保されたユーテリティ、バスルームです。夜間だけでなく、昼間に風呂に入ることが楽しくなりそうです。

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寝室は、地面のレベルより掘り込まれた高さに設けられており、空間に親密さと落ち着きをもたらしています。寝室も坪庭に面して大きく開放されていまおり、プライバシーと開放感の両立を図っています。