設計監理の進め方

事務所風景

1)事前相談

まずは、メールかホームページ上の送信フォームよりアポイントのうえ、横浜事務所または沼津事務所のどちらかを指定いただき、ご来所ください。
また、毎週土日には横浜事務所では予約制のオープンスタジオを開催していますので、そちらに来て頂いてもかまいません。

事前相談では、要望や予算など基本的な条件を話し合います。
その後、敷地の調査、法的な条件などについての調査を行います。
それらをもとに、最初のプレゼンテーションのための案を作成いたします。

事前相談の期間は、最初の面談だけで済む場合もありますし、最初の面談の後、現地を一緒に見ながら話をする、または納得していただくまで数回、話し合いをすることもあります。

敷地選定についての相談もお受けしますがその場合も、まずは事前相談にお越しください。

2)ファーストプランのプレゼンテーション

前述の事前相談の内容をもとに、いくつかの案をご提案します。
プレゼンテーションは、平面図、CGパース、立体模型などによって行います。

ファーストプランの制作の期間は、規模にもよりますが、住宅、併用住宅、単一機能の建築などでしたら、事前相談から3〜4週間ほどです。

さて、最初のプレゼンテーションと、私たちの実績や対応を判断していただき、よろしければ詳細な打合せを繰り返し、様々な可能性の検討と分析を行い、精度の高い案を目指します。場合によっては、当初の案とは方向性の違った更なる案が出てくることもあります。
案の方向性、コンセンサスが得られました後、基本設計へと進みます。

ここまで(事前相談とプレゼンテーション)の費用は無料です。

3)基本設計・実施設計

基本設計に進む際に設計監理契約を締結していただきます。
設計監理契約時に、総工事費を仮決めし、設計料の30%を申し受けます。

基本設計では、平面計画、外観の計画、使用材料、規模と構造、設備の設計の基本方針を決定します。
実施設計では、構造設計や設備設計を含め、より詳細な図面の制作を行います。工事会社への見積もりや工期についてのスケジュールなどについても検討していきます。

基本設計・実施設計の期間は、2ヶ月〜4ヶ月です。
見積もりに必要な図面が揃った段階で、見積もりや施工会社へと依頼します。工事者の選定、お客様と工事者との工事請負契約の締結、工事着工へと進んでいきます。

※基本設計・実施設計後の詳細、または工期も含めたスケジュールについては、事前相談にお越しいただいたときにご説明します。

設計監理業務報酬(設計監理料)について

設計監理業務報酬は、一般的な住宅設計の場合、総工事費の8〜12%が基準です。
私たちの報酬基準は、業務内容に即して以下のようになっています。

【建築設計】 180万円を下限とし、総工事費の8〜12%
【インテリア(内装)設計】 50万円を下限とし、総工事費の10〜12%

ただし、設計の条件や、建築の用途、規模より変動する事もあります。