見晴らしの良い住宅地に建つ専用住宅です。
木造3階建ての住宅ですが、ルーフテラス、スキップフロアー、地下倉庫を含め、
6層の床の空間構成としています。
オーナーさんがこの場所に建築することを決定された、敷地の魅力の1つである、
” 市街地を見渡す眺め ” 。
この眺めを様々なレベルで楽しむ家。そんな事を大切に計画しました。
また親戚やご友人が、多人数で訪れることの機会が多いとの事から
2階リビングのパブリックゾーンは、敷地条件の可能最大床面積としています。
リビング、ダイニングから連続したインナーテラスを設けることで、
外部空間への広がりを確保しています。室内空間から連続的に使える、
テラス空間は3層のレベルで構成し、オーナーさんの趣味の1つでもある
” ガーデニング ”によって無機質な空間に彩が加わることを建築計画に織り込みながら
全体の構成を考えています。
敷地条件、オーナーさんの希望を素直に受け止め、そのまま立体構成されている
そんな機能美を目指しました住宅です。
住宅建築の想いを、数年かけてあたためられていたその情熱は、周りの方々を
良い意味で巻き込み気持ちある職人さんたちにも恵まれ、着工を迎えました。
この地で生活を紡いでこられた家族の思い、将来を展望し概観する・・・
そして眼下に広がる眺め。そんな意味をこめまして “panorama” です!。