ずいぶんと滞ってしまいましたが、ブロクを再開します。
昨年の３月２５日、１２月１６にブログにて紹介しました、D-villageの現場です。

今回の施工者様はオーナーさんです。
建築工事の一部、例えば電気工事とか塗装工事を施工するのではなく、すべて自分たちで造る。
構造は鉄骨造です。
オーナー様は看板のデザイン、制作、設置工事を職業とされておられる方です。
鉄骨の柱５６本、梁１６３本、水平ブレス１２４本、縦方向のブレス９６本、ハイテンションボルトにいたっては１１５０本と創造を超えた数量です。（この数字はオーナー様カウントによるものですので、正確な数字です。）社員一丸となって黙々と鉄骨の建て方に挑む姿に、モノづくりへの熱い思いを感じ、とても素敵な建築に仕上がっていくイメージがはっきりと想像できました。

鉄という素材を自由にあやつるアイアンマンによる、オリジナルの螺旋階段です。支柱が床より浮いており、重力に逆らうかのような階段です。不思議な浮遊感がD-villageの軽快感をより引き立てています。

鉄骨の溶け込み溶接については、第三者機関の検査をパスするために試行錯誤を繰り返し、専門業者さまへ依頼することなく無事に検査合格。何度も不合格を頂き頭を抱えていたオーナーさんが検査をパスした後、ぽつりと一言。乗り越えられない壁はない・・・。と前に進む勇気をいただきました。本当にお疲れ様でした。

年内の完成を目指し、工事が順調に進行しております。オーナー様、社員の皆様、オーナー様の素敵なご友人の皆様、もう少しですね。最後の仕上げ工事よろしくお願いします。