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敷地との出会い

こんな眺めのよい場所に住んでみたい。
しばらく水平線を眺めながら、空想の世界へ入ります。
ふと現実に戻ると、どのような工事の方法がとれるのか?
狭小敷地、高低差のある土地、変形の土地、新たな敷地との出会いは、いつも高揚感を覚えます。

崖地においての設計は、建築基準法において、また行政の指導、構造上の安全性、施工計画、様々な条件がより絡み合います。1つ1つクリアにしていくという感じでしょうか。
今回の敷地は崖地であり、狭小敷地です。
木造2階建ての週末住宅ですが、15m程度の鋼管杭の施工が必須となります。
大型重機を用意して・・とはいきません。前面道路からの高低差、敷地内の傾斜もあり難しい工事となりそうです。

ボーリング調査の立ち合いです。
深度10m程度調査が進んだ段階で軟弱地盤だと、祈る気持ちになったりします。
この部分においての施工方法等による、予算の調整は選択肢が限られ、ダイレクトに施主さんの負担(金額的)になりますので。
土地の条件整理にお時間がかかってしまいましたが、実施設計に入らせて頂きます。